ヨッシーの日記

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電通大の研究室配属について

お久しぶりです。今回は電通大の研究室配属についての記事を書いていきたいと思います。題名には「電通大の」とでかでかと書きましたけど、実際にこの記事で書くのはⅡ類の研究室配属についてです。他の類も大まかには変わらないと思いますので、参考程度にはなるかと思います。また、配属のシステムは年度によって若干変わる可能性もあるので、その辺は承知の上で参考にして下さい。

研究室配属とは

電気通信大学では、4年次に卒業研究と輪講という科目を修得することが卒業条件なのですが、それをどこの研究室で行うかを決めるのが研究室配属です。電通大のⅡ類には計5つの教育プログラムがあります。それは
P1:セキュリティ情報学
P2:情報通信工学
P3:電子情報学
P4:計測・制御システム
P5:先端ロボティクス
の5つで、基本的には同じプログラムの教員の研究室へ配属されるのですが、他のプログラムの研究室に配属の希望を出すことも一応可能です*1。ただし、P2とP3の間やP4とP5の間の配属は自由に行き来することが出来ます。実際にこのプログラム間を行き来する配属はよくあります。また、P1の人がP2やP5のプログラムの研究室に配属される例も若干名います。もし、あなたが電通大の1年生かプログラム未配属の2年生なのであれば、その辺も考えながらプログラムを選択すると良いと思います。

研究室配属の流れ

配属のスケジュール

今年度のⅡ類の研究室配属のスケジュールは大まかには以下の通りです。

11月初旬:配属希望面談開始(全員)
11月中旬:他プログラム配属の希望研究室登録
11月下旬:他プログラム配属の仮配属結果発表
11月下旬:自プログラム配属の第一次希望研究室登録
12月中旬:自プログラム配属の第一次仮配属結果発表
12月中旬:自プログラム配属の第二次希望研究室登録
12月下旬:自プログラム配属の第二次仮配属結果発表
1月初旬:自プログラム配属の第三次希望研究室登録
1月下旬:自プログラム配属の第三次仮配属結果発表

配属希望面談

配属希望面談では、自分が入りたいと思っている研究室の先生何人かにメールでアポを取って面談をします。大抵の研究室では、この面談をすることが配属の前提条件だったりするので、これは必ず行います。また、研究室配属は第一希望が通るとは限らないので、第二希望や第三希望の先生とも面談をしておいたほうが良いと思います。P2やP3の先生の多くはこの面談で配属するかどうかを決めているそうなので、頑張りましょう。これを見ている人の多くは「研究室配属なんて成績で決まるんだろう」と思っているかも知れませんが、実際は学生の成績を配属をするかどうかの要素に使っている先生はあまり多くないように思われます*2。とある知り合いの先生は「成績は本当にどっちを取るか迷ったときにしか使わない」と仰っていました。

希望研究室登録

面談が終わったら研究室の希望登録をWeb上で行います。Ⅱ類では配属専用のページで希望登録をするのですが、このページではどの人がどの研究室に配属希望を出しているかが丸見えの状態になっていて、自分が希望を出した研究室があまりにも人気であれば途中で希望を変更することも可能です。また、指定された日時までに配属希望を出さなければ、どこの研究室にも配属されなくなってしまうので注意しましょう。

仮配属結果発表

先生が配属する学生を入力すると、その研究室に仮配属されたかどうかを知ることが出来ます。この仮配属結果は他の人も見ることができ、誰が受かって誰が落ちたのか知ることができてしまいます。あまり良いとは思いませんが。
配属が決まると、早い研究室だと年末の忘年会などに呼び出される研究室もあるそうで、2月から研究室に来るように言われる研究室もあるそうです。

自分の研究室配属

僕は一応、第一希望の研究室に仮配属することができました。しかし、編入生の中でも第一希望が通らなかった人が何人もいるそうなので、編入生だからといって優遇されるようなことはないと思います。

さいごに

色々言いましたが、

  • 早いうちから研究室を決めておけ
  • 研究室見学に行け

と言っておきます。研究室配属は自分から行動を起こさないとどうしようもないです。周りを見て行動するのはやめましょう。

*1:ただし他プログラム配属の枠は通常の枠よりも少ないです

*2:これはP2とP3の例であって、P4やP5は成績で決める先生も結構いるそうです